岡本喜八監督の『独立愚連隊』(1959年)で注目を浴び、以降同監督作品の常連として活躍他にも、渋く響く低音、精悍な容貌を活かして敵役や軍人役に持ち味を発揮し、『電送人間』(1960年)、『太平洋奇跡の作戦 キスカ』(1965年)、『日本のいちばん長い日』(1967年)などの作品で強烈な印象を残した。 1968年、テレビドラマ『37階の男』に主演。同年に東宝を退社し、その後は主にテレビと舞台に活躍の足場を移して、『キイハンター』、『プレイガール』などの人気作品に出演。テレビ時代劇では家老役を、刑事ドラマでは高圧的ながらも人間味のある上官役を多く演じた。また、シェイクスピア演劇への貢献を認められ、英国政府から一代貴族(Sir)を叙爵されている。